描きたくない

バイト行って4時間半仕事して。

帰って風呂入ってだらだらして。

梅干しとかレモンとか酸っぱいもの食べたいなぁとか死にたいなぁとか憂鬱だなぁとか

この世にはどうしてつまんないものしかないのかなぁとか

思ったんだけど、本当は私が嫉妬したり怖くなったりあの葡萄は酸っぱいんだと思ったりして

都合の悪いものは見えないようにフィルターかけてるからだってありありとわかる。

素晴らしいもの、胸をときめかせるもの、美しいものは、惹かれるものは

才能だけでなく技術を磨く努力がなせる業で、それを私はしない。

面倒くさいし、私は天才だから今更努力するのは格好悪い。

私は天才の魔法使いでみんなの人気者で引く手数多で引っぱりだこで

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花で能ある鷹は爪を隠しているだけなんだ。

明日から本気出す。まだ本気出してないだけ。

私は天才だ。私は絵がうまい。歌もうまい。歌手になれる。紅白出られる。

いつだって私は幻想をいっぱいに膨らませることができて

それを一つも現実にできずに終わる。

どうにもならない幻想は私を蝕む。

だから今日も、肥大化した自我がどうにもならない勘違いを起こす前に、現実を書き留めよう。

赤と青の竜。チャイナ服の若い女。武器。文字。

アクリル絵の具。練習だと思って。

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