講義のち詩集ツイート二つ

午後おそくの授業のため、最寄り駅前で昼食をとってから早めの電車に乗ろうとしたのですが。人身事故のため藤井寺と古市の間が不通になっているとのこと。すぐに改札を出てタクシーに乗ろうとしたのですが、ICカードは入札取り消しの手続きをしないとゲートを出られません。改札には人が大勢並んでいるので、いつ自分の番がまわってくかわからない。仕方ないのでホームに出たら、河内長野と古市の間の運行が再開されていました。難なく喜志駅に到着。余裕で間に合いました。それにしても、この線で人身事故はめずらしい。もしかしたら踏切事故かもしれません。

講義は「詩歌の歴史」明治編です。90分ほど話して終了。連休明けからは萩原朔太郎編に入ります。帰宅は6時過ぎでした。

夜は、新企画を開始。谷川俊太郎の60冊ほどある詩集を一冊ずつていねいに再読しようというもの。講読の授業と連動します。まずは一冊読むたびに1ツイート。新刊詩集ツイートで慣れている方法です。この短評を元にレビューを作成していけば、全詩集レビューが完成するはず。まずは初期の2冊から。以下はツイッタより。

谷川俊太郎1『二十億光年の孤独』(創元社、1952)鮮烈にして清新な第一詩集には既に、モダニズム、イマジズム、シュルレアリスム等あらゆる要素の芽生えと、短詩、長詩、組詩、散文詩等あらゆる手法が備わっている。戦後7年という荒地に突然現れた百花繚乱の孤独の園は遠い未来を暗示している。

谷川俊太郎2『六十二のソネット』(創元社、1953年)21歳の青年にとって世界は詩に溢れている。空に地に樹に舞い飛ぶ電波をラジオが捕らえるように、彼は詩を受信する装置となる。無限に入ってくる詩を彼は14行というカンバスに素早くデッサンする方法を編み出した。感受性の饗宴の始まりだ。

(引用ここまで)

深夜ワインはイタリアの赤。音楽はビル・エヴァンス。どちらも定番。連休まであと2日。がんばります。そんな深夜の羽曳野丘陵です。タケノコの写真は定点観測。日毎成長する季節ですね。雨後の筍。