落語の徒然(季節の食材)

恐れ入谷の鬼子母神朝顔市、落語「船徳」に出てくる浅草寺の4万6千日

のホウズキ市、「大師の杵」の川崎大師の風鈴市

打ち水と、風鈴の涼風、縁側での西瓜なんて、江戸時代は、マクワ瓜かな

冬の焼きイも売りに対抗した、蕨餅、アイスキャンデーの売り声

 季節の移り変わりは早いのに、街中でそれが感じられない昨今

江戸の食卓は、元禄以前と以後では異なります。

以前は犬が最上の食品でした。各武家屋敷に人が集まり醤油が出来ると、食の質は変わりました。

春の魚 伊勢海老 芝海老 鰯 鯛 鮃

春の野菜 生姜 三つ葉セリ 土筆 油菜

青柳は「小柱」「馬鹿貝」浅蜊、蛤、等もよく食べられ、浅蜊飯「深川飯」

調味料は、醤油の前は酢が主の調味料で最初は、柑橘酢「木酢」で酢と味噌を合わせ食材と和える「ぬた」や生姜酢、山葵(わさび)酢 知多半島で造られた酒粕を原料とする「粕酢」で甘味が有り酢飯にあい、握り寿司が生まれました。

夏の食卓は、暑さで食が細ります。京都では、水飯、九州では冷汁(味噌仕立ての汁に摺り胡麻、魚の干物(鯵、鯖等)胡瓜、しそ)等、酒は、柳影(かえし)焼酎に味醂を混ぜ、井戸で冷します。

夏の魚、甘鯛、鯒(こち)、鰻、鮴(めばる)、鱸(すずき)飛び魚(アゴ)

夏の野菜、西瓜、牛蒡、しそ、白瓜、真桑瓜 、茄子、胡瓜

夏は、麺類は素麺、菓子は葛を使い、寒天を使った、水饅頭、心太等も有ります。

 旬の野菜や魚が解りにくい今日この頃です

落語ネタ「青菜」「寄合酒」「ちりとてちん