何者 の感想

『何者』の感想。(長い)

という内容である。

〜以下ネタバレを含む〜

この映画を観るきっかけとなったのは、主題歌と劇中の音楽を自分の好きなアーティストが作っていたという事だ。

プラスして内容も予告や看板などを見てざっくり知っていたので、興味はあった。

とある早番の日、おれは決意をした。

今日は前から気になっていた何者をみよう。そろそろレンタルをしてるはずだ!もしレンタルをしてなかったら、適当にみたい映画を探そう。結局映画を観なかったとしたら、夜19時ぐらいにテレビで流れてるバラエティー番組をみながらだらだらし、冷凍炒飯かパスタなんかを啜る事になる。よくあるパターン。

そのパターンを拭う為、おれは朝、自分の行動を決めた。そして定時で仕事をあがり、病院へ直行した。原因は喉の痛みと腹痛。なんでや。おれはこの時間ゲオにいるはずだった。予定より1時間程遅れたが、ゲオに到着する。なんと何者レンタル開始していた。前にネットでみた、5月〜日レンタル開始!という内容は間違えてなかったようだ。その足で近くのドラッグストアにより、普段は買わないキャラメルとチーズが入ったポップコーン、じゃがいものスナック、ふんわりしたチョコを買う。

先週末に映画館に行った影響を思いきり受け、チョコまで、噛んでもまわりの人に迷惑がかからないタイプのものを選ぶ。ごっこあそびのようで楽しい。どうせ1人で見るのに。

男はいつでもこんな自己満足な遊びが大好きなのである

肝心な映画の感想。

この映画は「就職活動」というテーマを元に物語が進んでいくので、就活というワードはこの映画を語る上で切っても切り離せない言葉になるのであろう。

就活という点でのこの映画の感想。

就活というのは…辛く、不安で、うまくいかなければ心が折れかけてしまう、時に困難なもので、こんな大変な事を学生が担うのはすごい経験だなぁ、と感じた。

自分は映画をみながらどこかに自分を投影し、その目線で見る事があるのだが、今回は就活に手こずる主人公と自分を重ね、就活は正解が見えないもので、採用の基準は明確ではない。という辛さを自身の転職時にも照らし合わせ、見事に物語に入り込むことができた。

自分は社会人から、アルバイトになり、その後勉強をして試験を受け、今の職場にいる。試験を受けるという意味ではこの映画の出演者と同じであるが、「新卒者の就活事情」は経験していない。

この映画における「新卒者の就活事情」が、まぁリアルで大変引きつけられる。しかも自分が好きな感じの見せ方。

同級生との、差。あいつは何次試験まで受かっている、あのこはツイッターで異常に頑張りを投稿している。おれの好きな子は…と、友人・恋愛要素も絡んでくる。ここが面白い。

今のこの世の中、情報は気になるとは思う。SNSってある意味麻薬か、と再認識をさせられる場面もあり

ふと、これから自分の身近な、自分より年下の人たちがこんな情報社会の中で就活という荒波に揉まれる経験がひどく気の毒だと思ってしまった。

希望のないオッさんの心配なんかいらんぜ!おれらはパリピテンションで就活余裕っしょ?聞いてください、エグザイルでエブリスィングッッ!!…みたいな子にとっては自分の心配なんか使用済みの綿棒並みにいらないのだとは思うけど。

それでもそうじゃない子と、これから少なからず出会える可能性があるなら、どうかそんな子には味方でいてあげられるように、ひいてはその子の背中をそっと押してあげられるような大人でありたいとは思うのである。

そう、結局そんな大人になりたいなぁ、という思いがこの映画のメッセージを自分なりに解釈してみた所なのかもしれない。

そして社会人経験が2桁に突入した自分が生の社会で経験をし、感じている事。それは就職をする事がゴールではないという事。

昔話も現実世界もそうだが、油断し惰性で過ごしていると周りには見られている。何より1番影響するのは「自分」だ。

だらだら過ごす事になれると、時間を有効活用しないで、仕事ではただ疲れ、家に帰宅後はテレビをただ見て、冷凍パスタを啜る社会人。

そんなものに魅力を感じるのか?まぁアフターファイブの話はおいておくにして…

どの会社、企業に就職をしたとしても、楽な事だけでなく、社会という荒波に揉まれる事になる。たくさん成長していく。

就職先という箱の影響力と相性もある。

・大企業で周りから憧れの対象となりやすい人

・大企業内の小さな部署で上司とソリが合わなくて心を病んでしまう人

・中小企業で自分を表現できる人

・中小企業で社長の態度が気に入らず、辞めることを視野に入れてる人

などなど、例をあげればきりがない。

就職するとそんな苦労も、あるかもしれない。

だから!!就活をゴリゴリ頑張る学生。就活生。…すごい経験をしているなぁ、と単純に尊敬する。

確かに内定とれるのは結果だ。でも、就活というのは残酷で、努力だけで結果につながらないカテゴリーだと考えられる。

それは辛い事かな…と考えもしたが、もしかしたら、それは矛盾がある社会の洗礼なのかもしれない。。

社会に出ると、自分が間違った事をしてなくても、なぜか怒られちゃう事とか…誰しも経験してるはず。…はず。

就活という新たなカテゴリーに興味を持ち、学生ならではの光と闇の仲間意識を見て、とても楽しい映画でした。

おれはこの映画わりと好き。みてよかったと思う。

みなさんは死んだ様な顔でテレビを見ながらパスタを啜る様な大人になりませんように!

また映画を見ようと思います

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